あなたは、相続でお悩みではありませんか。
相続は、する人、される人、多くの人が避けて通ることのできないものです。そのようなものは金持ちの話で自分には関係ないと思っている人がいるかもしれません。
しかし、そうではないのです。都心部に家がある場合、それだけで財産となります。その家の財産を巡って相続人の間で、遺産相続ならぬ遺産争族が展開されることが増えているのです。
相続の仕組みについては、テレビドラマなどを通じてある程度はわかっているとは思いますが、実際にその時になって訳がわからず慌ててしまう。また、普段顔を合わせたこともない親戚など、思わぬところから遺産の分割請求が飛び込んできて、争族となることもあります。
そうならないためにも、あなたに前もって相続のルールの基本を知っていただこうと思って執筆した次第です。
構成は以下の章立てになっています。
第１章 相続人と相続割合
最も関心が高いと思われます相続人と遺産分割の割合について説明します。
第２章 遺言書
遺言書について説明します。
（１）自筆証書遺言
（２）公正証書遺言
（３）秘密証書遺言
第３章 遺留分
遺留分とは、たとえば遺言書に財産の配分を記載しても、法律で定められた本来の相続人か ら請求されたら与えなくてはいけない部分です。
第４章 相続に関する民法改正の内容
２０１８年７月６日に相続に関する民法が改正されました｡それによって､これまでいろいろと 問題となっていたところが解決されています。
第５章 相続税
相続税は、相続財産から基礎控除額を差し引いた残りに対して計算されます
第６章 相続の手続き
最後に、相続の手続きの全体の流れを説明します。
これを読んでいただければ、相続についての流れや注意しなければならない点が、たった１０分でわかると思います。
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